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TVアニメ『Another』を見終わった [アニメ感想‐TV]

自分が見たのはBS11で放送されたもの。最も早い地域では今年の3月に最終回が放送されており、3か月ほど遅れての視聴だから今さら各話ごとの感想でもない。全12話を見終えて感じた、かなりざっくりとしたものになってます。…よく各話感想とかやれたな昔の自分は。

Another 先行PVプロモーション映像 ver.1

原作を楽しんだこともあって、どの様にアニメ化されているのか興味があった。同時に少しばかりの不安も。事前情報でキャラクター原案をいとうのいぢが担当と知り、ちょっとイメージに合わないのではと思ったから。もう少しリアル寄りな絵柄の方が良いのでは、という印象は本編を見始めてからも変わらず最後まで払拭できなかった。好みの問題ではあるが以前に見たアニメ版『屍鬼』を連想してしまったのは確かだ。題材がホラー、サスペンスといった場合、あまりにアニメ的な絵柄は適さない気がする。もちろん見せ方一つで変わるんだけど。

この『Another』はアニメ化に先んじて漫画化もされており、キャラクターデザインもそちらに準じたということかもしれない。アニメの場合、線を減らし均一化する必要があるから微妙なタッチをつけづらいという難点がある。実はこのことはストーリーが進んで災厄(「現象」か)が起こり始め、精神的に追い詰められた登場人物たちが狂気をあらわにする、って部分に顕著で。具体的には目を見開き、アニメ的なつるっとした絵柄に皺(ほうれい線みたいな)を増やしたり影を付けるという手法。最近では所謂ヤンデレ表現にも用いられたりするが、アニメ特有のシンプルな線のキャラクターに本来無い線を加えることで一種のノイズとする。これは確かに効果的ではあるんだが、ともすればギャグになっちゃうんだ。漫画でも急に劇画タッチになることのギャップで笑わせるというあれ(雰囲気を高めて怖がらせるより紙一重でギャグに転じても全力でぶっちぎるぜ!という意図ならこれはこれで成功してるのかもしれないけど)。この辺りは難しいな。何か新しい技法が出てこないものかな、さすがに食傷気味だし。

表現といえばこの作品はある種の呪いによって人がたくさん死ぬ。それも派手というか大掛かりな死に方で、血もどばどば出ます。この辺りは深夜枠を逆手にとってぎりぎりまで頑張って見せてたなーと(特にクラス担任のあれとか)。ただクライマックスに入ると閉店間際の大安売り的な様相を呈してきて笑えてしまった。最終回なんて三年三組の皆さんはぎりぎりのところまで追い詰められておかしくなった、というよりお前ら最初から誰かを殺したかっただけじゃないのか…と思える外道っぷり。狂気を表現するのって難しいなあ。なんというか、Jホラーよりも「ファイナル・デスティネーション」シリーズに近い感覚で見る方がいいのかも。あそこまで突き抜けてはいなかったけれど、そんな楽しみ方も有りではないかと。

楽しみ方といえばTwitterでやり取りさせてもらった方は主人公の少年を巡って二人の少女が激しい争奪戦を繰り広げている、そして勝利のためには「現象」すら利用しているのだ、まさに修羅場、みたいなことをおっしゃってましたが目から鱗でしたね。実際、某キャラクターのラストカットでの微笑みは「…計画どおり、ふふふ、彼は誰にも渡さないわ(ニヤリ」としか思えないですし。怖ええ。そんなわけで作品に接する際はもっと柔軟な楽しみ方をしなければ駄目だなと。いや割とマジで。

漫画、アニメに続いて8月には実写映画も公開されます。『Another』は角川書店のお家芸でもあるメディアミックス展開だったわけですね。それぞれの媒体ごとに原作に無い仕掛けが施されてるそうですから、今度はどんな『Another』を見せてくれるんでしょうか。わたし、気になります!(それは違う作品だ)

映画『アナザー Another』公式サイト(※予告が自動再生されます、念のため)

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