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映画『リアル鬼ごっこ2』 [映画感想‐邦画]

以前に観た第1作目が思いがけず楽しめたので2作目があるなら観てみようかと。最初に断わっておきますがこの映画は前作のラストを受ける形でスタートします。その意味ではまさに正統続編ですが、そのため第1作目のネタバレを避けられません。いずれ観ようかなーと考えてる方はこの点あらかじめご了承ください。

リアル鬼ごっこ2 [Blu-ray]

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自分と同じ「佐藤」の姓を持つ者が大勢いることを許せない独裁者が「放たれた刺客の追跡から一定期間を逃げ切れれば望みを何でも叶える。だが捕まれば当然ながら命は無い。」という御触れを出す。名付けて「リアル鬼ごっこ」だと。これが基本設定ですが…改めて書き出すと凄いなこれ。そもそも舞台となってるのはいったい何処なんだよ等々、無茶苦茶な話なわけです。第1作目ではこれをパラレルワールドでの出来事とし、主人公は観客である我々と同じ世界から迷い込んだ少年、と脚色していました。全てが解決した後、主人公は元の世界ではなく再び別の平行世界へ飛ばされます。そこでは独裁者に対し佐藤さんたちが武装蜂起していたのだった…というラストでした。

そんなわけで本作での主人公はレジスタンス組織の一員として鬼たちから付け狙われてます。しかし独裁者からすれば武装した反抗組織を潰そうとするのは当然で、それって「鬼ごっこ」なのかと。佐藤さんを無差別に狩る、狩られる側は武装など無い一般人という基本設定の良さも削がれてしまうじゃないかと。ご心配なく、主人公は冒頭で我々観客と同じ世界に飛んできます。鬼たちを引き連れて(えー)。ここからは二つの世界が交互に描かれていきます。

それぞれの世界には対称となる「もう一人の自分」がいる(どうやら主人公だけは特別で一人だけしか存在しません)。世界Aでは仲間だが世界Bでは初対面で主人公との関係性は微妙に異なっている。さらにはどちらかの世界で死亡するともう一方の世界でも似た状況で死亡する…といった平行世界もののお約束もあります。勘が良い人なら「おや?」と思ったかもしれません、独裁者にも「もう一人の自分」が存在するんじゃないのと。他にも主人公だけ平行世界を行き来できるのは何故か、といった点がストーリー上の肝となります(まあ大した話じゃないんですが)。

前作に比べ予算も増えたのか鬼の数も銃撃戦など派手な見せ場も多く、趣向を凝らしているんですがどうにもピリッとしないんですね。これならひたすら走り回ってた前作のシンプルな疾走感の方がずっと良い。特徴的だったのは追いかけてくる鬼と逃げる人物の距離です。手を伸ばせば襟首を掴めそうな近さなのに決して追いつかないという不自然さ。だから鬼が手を抜いてるようにしか見えなくて。役者さんたちは懸命に走らされてるのに緊迫感が無いんですね。これは前作よりはっきりと劣っていました。そしてオチというかラストの締めくくり方がまた、どうなのかなあこれと。ズバリ書くのは控えますが、好評ならパート3も…みたいな欲が出ちゃったのかもしれません。それも含め本当に続編って難しいなあと思いましたね。評価としては1作目>2作目です。

ここからは余談。Blu-rayでの視聴でしたが元々の画質が悪いのか、正直なところあまり綺麗には見えなかった。動きの激しいシーンや暗めの場所ではノイズや若干つぶれ気味になってました。いわゆるビデオ撮りの限界なのかしら。他には音響も。これは自分の視聴環境が影響してるのかもしれませんがバランスが悪くて。音量を人物の通常会話に合わせると叫び声や効果音が大きすぎ、逆にすると会話が聞き取れない。テレビ番組とCMとの音量差みたいな感じです。

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コメント 2

月夜

前作はDVDでみて2も見ようかなーって思ってたんですが
前作のほうがよかったのですか~。
日本の映画ってほんと音量のバランスわるいの多いですよね。
会話が聞き取れずに音量上げると次のシーンで爆音BGMとか。
by 月夜 (2011-09-07 06:13) 

chokusin

>月夜さん
コメントとnice!をありがとうございます。
前作と同じことをやらず、新しいことをやろうという意気込みは感じましたし、全てがダメなわけではないんですが…。あくまで自分の好みとしては、という評価です。
お時間があればぜひご覧になってください。

>会話が聞き取れずに音量上げると次のシーンで爆音BGMとか
これは本当に困りますよね。不意打ちを食らってビクッとなることもあります。

takaoさん、xml_xslさん、kotobukimaruさん、nice!をありがとうございます。
まとめてのお礼ですみません。
by chokusin (2011-09-07 22:24) 

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