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映画『10ミニッツ・アフター』 [映画感想‐洋画]

レンタルで視聴、以前に「思わぬ拾い物」という評判を目にし、店頭で一度手に取ったものの迷った挙句に棚に戻したことがあった。今回、思い切って借りてみたのだが個人的には残念な結果となった。

10ミニッツ・アフター [DVD]

10ミニッツ・アフター [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • メディア: DVD

原題はSLIP STREAM 、2005年制作の劇場未公開作品。この手の映画はレンタル店に行けばかなりの本数があり、中には本当に「思わぬ拾い物」をするケースもあるのでなかなか侮れない・・・んだが、これはちょっとがっかりなパターン(あくまで自分は、ですが)。

主人公は天才的な頭脳を持ちながら(持つゆえに、か)周囲には変わり者扱いの物理学者(どうやら公的機関に所属してるらしい)。その彼が10分間だけ時間を戻すことの出来る装置を秘密裏に発明するが、莫大な研究開発費の不正流用の疑いでFBIからマークされていた。ある日、自分の発明したアイテムを使って金儲けを企んだ主人公は銀行を訪れる。その彼を尾行するFBI捜査官。さらには武装した強盗団が今まさにその銀行を襲撃しようとしていたのだった。最悪のタイミングで三者が邂逅し、事件は意外な方向に転がり始める・・・というあらすじです。

銃撃戦、人質を盾にした篭城、逃走劇、果ては航空パニック映画のようなクライマックスと欲張りなほどの見せ場を用意している。いるんだが、どうにも盛り上がらないんだこれが。一つには全体的に冗長すぎるのだよな。正直なところ87分という尺が信じられないくらい長く感じてしまう。各シークエンスをもっとコンパクトにまとめた方がテンポも良くなったと思う。そしてもう一つは物語の鍵となる「10分間時間を戻せる」アイテムの扱い方だった(別にそのリアリティをどうこう言いたいわけじゃないです、念のため)。ひたすら「戻せる時間は10分間だけ」ということを台詞で繰り返すのみで、どういった条件で機能が発動する(しない)か、その効果・影響の範囲はどこまでかといった劇中でのルール設定とその説明が足りてないと思うのだ。そのため「制限」によるサスペンスに欠け、最終的にはクライマックスで事態を解決するための大技すら都合のいい展開にしか見えなくなってしまったのが残念だった。

メジャーな作品ばかりではなく、ときどきはこういった未公開作品を観るのも面白い。両者の違いはどこにあるのか、という点に注目してみるのも一つの楽しみ方だなあと。

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