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貞本義行『新世紀エヴァンゲリオン』第12巻 [漫画]

久しぶりの貞本エヴァ。第11巻からはおよそ3年ぶりだ。本職であるアニメの仕事が入るたびに休載、このまま未完で終わるんじゃ・・・と何度思ったことか。そんな気分は『ナウシカ』で懲りてんだよまったく。しかもその仕事というのが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』でもあったりするからかなわん。

ストーリーはいよいよ旧アニメ版における第25話(「Air」)の終盤に突入した。先の展開を、あまり歓迎したくない形で一度見せられてしまっているだけに、読んでいてどんどん気分が重くなってくるな。さて、どんなエンディングが描かれるんだろうか。大きく変えることはしないと思うけれど。

多くの二次創作によって試みられた「物語としてのエヴァを補完する」こと。TVアニメ及び旧劇場版を踏襲しつつ独自のアレンジが施されている貞本エヴァは、アニメ版との差異ゆえにファンから「キャラクターデザインを手がけた本職の絵師による二次創作の決定版」と期待されていたのは確かだと思う。ところがたびたびの中断を挟む間に、庵野秀明によって『新劇場版』というリビルド(と思われる作品)が提示されてしまった。こうなると貞本エヴァの存在価値はなくなってしまうのではないか。そう考えた人は少なくないはずだ。

主人公シンジの描かれ方に関して貞本義行はコミックス第2巻の巻末インタビューで、庵野秀明と自分の性格等の違いが反映されていると答えている。この第12巻表紙カバーのそでに書かれた作者コメントで、貞本義行には高校生の息子さんがいることを初めて知った。つまり彼は父親でもあるわけだ。あれから15年が経ち二人にもさまざまな変化があったと思うが、未だ子を持たない庵野秀明が手がける『新劇場版』と、自身が父である貞本義行が手がける漫画版。二人の違いは間違いなくそれぞれの作品に反映されるはずだ。たとえ同じ結末が描かれるのだとしても。その意味で貞本エヴァの存在価値は揺るがない。興味深く見守りたい。

今回の口絵イラストはアスカがメインだった。やっぱり貞本義行の描くアスカは可愛いね。

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